Ruby on Railsのローカル環境構築(Vagrantにて)
RubyについてもRuby on Rails(以下Rails)についても初心者なので、このblogを通じて同じく初心者の方々も一緒に知識を身につけていけるといいなと考えていたり。
ということでまずは環境構築から。
ここは人によって違うと思うので、外部サイト紹介しつつさらっと。
私の環境の最終的な構成は以下の通りです。
- CentOS 6.4
- Rails 4.0.1
- ruby 2.0.0p353
- rbenv 0.4.0-74-g95a039a
- Vagrant 1.3.3
- VirtualBox 4.2.18
Vagrantについて
Mac上に直接環境構築してもよかったんですが、色々と使い回しがききそうだったのでVagrant上で構築することにしました。
Vagrantというのは仮想環境の構築ツールです。
ローカルでサーバ構築して、状態を保存したり、それを配布したりもできる超優れもの。
ここで詳しくは説明しないです。
知らない方々にはドットインストールがお薦め!
本当、素晴らしいサービスですよ。
Vagrant入門 (全13回) - プログラミングならドットインストール
私が入れたのはCentOS 6.4です。
$ vagrant box add centos64box http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130427.box $ vagrant init centos64box
ちなみにIPとドメインのマッピングにはHosterを使っています。
ドメイン指定で自分のローカルのWebページを表示できます。
hostsファイルを直接いじってもいいんですけど、使った方が楽なので。
Rubyのインストール
まずは現状のバージョン確認。
$ ruby -v ruby 1.8.7 (2011-06-30 patchlevel 352) [x86_64-linux]
入ってはいるものの1系なので、2系をインストールすることにしました。
(今の最新は2.1.1なのですが、環境構築時点では2.0.0だったのでそちらをインストール)
また、Rubyのインストールにはrbenvを使うことにしました。
rbenvは複数バージョンのRubyの切り換えが容易にできるツールです。
CentOSへのrbenv並びにRubyのインストールについては以下の記事が詳しいのでどうぞ。
rbenv を使って ruby をインストールする(CentOS編) - Qiita
インストール完了後のバージョンは以下の通り。
$ rbenv versions system * 2.0.0-p353 (set by /home/vagrant/.rbenv/version) $ ruby -v ruby 2.0.0p353 (2013-11-22 revision 43784) [x86_64-linux]
Railsのインストール
インストールにはgemコマンドを使います。
(Ruby1.9以降ではgemの管理システムであるRubyGemsが標準で入っていますので、特に用意は不要)
ちなみに、gemというのはライブラリのパッケージ形式です。
まず最初にアップデート。
$ gem update --system
ちなみに私の環境のバージョンは↓です。
$ gem -v 2.1.11
続いてRailsのインストール。
$ gem install rails --no-ri --no-rdoc -V
--no-riと--no-rdocでドキュメントのインストールをなしにしています。時間と容量の短縮です。
あと、-Vはインストールがどこまで進んだかのログを見るため。
オプションについては以下の記事がよくまとまっています。
そろそろ整理しておきたい、Gemコマンドの使い方 - ばくのエンジニア日誌
続いて、rbenvのrehashを呼びます。 インストールしたものを使えるようにするためです。
$ rbenv rehash
最後にバージョン確認。
$ rails -v Rails 4.0.1
はい、構築完了しました!